

ChatGPTまたはClaudeで顧客満足度アンケートを15分で作る方法
ChatGPTまたはClaudeで顧客満足度アンケートを15分で作る方法
自分の商品やサービスについて顧客が本当はどう思っているのか知りたいけれど、どんな質問をすればいいのか、何問くらいがちょうどいいのか、どう聞けば顧客が正直に答えてくれるのか分からない、という方は多いはずです。ChatGPTやClaudeを使えば、プロ品質の満足度アンケートの原稿をまず作ってもらい、それをそのままGoogleフォームに貼り付けて顧客に送るところまで、約15分で終わります。必要なのは無料のChatGPTまたはClaudeアカウントと、フォームを作るためのGoogleアカウントだけです。
準備するもの
- ChatGPT(chatgpt.com)または Claude(claude.ai):無料アカウントで十分です。
- Googleフォーム(forms.google.com):無料で、Googleアカウントさえあれば使え、実際に顧客へ送るフォームを作ります。
- 商品やサービスに関するちょっとした情報:商品名、販売チャネル(ECモール、SNSページ、実店舗)、今回アンケートを行う理由(新商品の発売、購入後のフォローアップ、四半期ごとの定期調査など)。
- デザインやプログラミングの知識は不要で、コピーと貼り付けができれば十分です。
手順
ステップ1: AIに聞く前に、何を測りたいかをはっきりさせる
ChatGPTやClaudeを開く前に、自分自身にこう問いかけてください。何を測りたいのか。全体的な満足度なのか、顧客がリピートしてくれる可能性なのか、それとも購入体験の中のある特定の不満点なのか。目的がはっきりしているほど、AIが作る質問も本当に知りたいことに近づきます。
ステップ2: AIにアンケートの質問を作ってもらう
ChatGPTまたはClaudeを開き、次のプロンプトを送ります(角括弧の部分は自分の情報に置き換えてください)。
私は[販売チャネル]で[商品・サービス名]を販売しています。
Googleフォーム用の顧客満足度アンケートを、8から10問で作ってください。条件は以下の通りです。
- 全体的な満足度を測る、1から5段階評価の質問を1問。
- 友人への推薦意向を測る、0から10段階評価の質問を1問。
- 具体的な項目(商品の品質、配送にかかった時間、
接客対応、価格)についての選択式の質問を3から4問。
- 自由に意見を書いてもらう記述式の質問を1から2問。
- すべての質問は短く、専門用語を使わず分かりやすくしてください。
番号、質問文、質問の形式(評価/選択式/記述式)、
選択式の場合は選択肢も添えて提示してください。
ステップ3: AIに冒頭の案内文とお礼のメッセージを書いてもらう
質の高いアンケートフォームには、冒頭に短い案内文、最後にお礼のメッセージが必要です。続けて次を送ります。
以下を書いてください。
1. フォームの冒頭に置く短い案内文(2から3文)。なぜこのアンケートを送るのか、
回答にどれくらい時間がかかるかを説明し、堅苦しくなりすぎない親しみやすいトーンで。
2. 顧客がフォームを送信した後に表示する短いお礼のメッセージ。次回購入時の
ちょっとした特典を添えてもよい。
ステップ4: 質問をGoogleフォームに貼り付ける
forms.google.comを開いて新しいフォームを作成し、AIが書いた案内文をフォームの説明欄に貼り付けます。次に各質問を追加します。評価式の質問には「均等目盛」、選択式の質問には「ラジオボタン」、記述式の質問には「記述式」を選びます。すでにAIが書いた内容をコピーするだけなので、この作業は5から7分ほどで終わります。
ステップ5: 送る前に自分で確認する
顧客に送る前に、プレビュー機能で一度自分で全問に回答してみて、質問の意図が重複していないか、順番が自然か、フォームが長すぎないかを確認します。問題なければ、フォームのリンク(またはGoogleフォームが自動生成するQRコード)を取得し、チャット、注文確認メッセージ、配送案内などで顧客に送ります。
実際の結果の例
あるオンライン化粧品ショップの例では、ステップ2のプロンプトを送ったところ、ChatGPTは9問を返してきました。全体的な満足度を測る1から5段階評価が1問、友人への推薦意向を測る0から10段階評価が1問、商品の品質、配送時間、梱包、接客対応についての選択式が4問、そして追加の意見を聞く記述式が2問です。ChatGPTを開いてから、顧客に送れる完成したフォームのリンクができるまで、全体で約15分。そのうち多くの時間は、質問を手作業でGoogleフォームに貼り付ける作業に使われました。
より良い結果を得るコツ
- フォームは短く、質問は10問以内に収めましょう。長いフォームほど、途中で回答をやめてしまう顧客が増えます。
- 記述式の質問は最低1問は入れましょう。選択式では拾えない、意外で役に立つ意見が得られることが多い場所です。
- アンケートを送るタイミングも大切です。商品が届いてから数日後、体験の記憶がまだ新しいうちに送るのが良く、関係のないタイミングで何となく送るのは避けましょう。
- 数十件の回答が集まったら、Googleフォームからエクスポートした結果を再びChatGPTやClaudeに貼り付けて、主な傾向をまとめてもらうこともできます。Claudeで顧客フィードバックを分析する方法と同じやり方です。
知っておきたい限界
- AIが作る質問は、あなたが与えた説明だけをもとにしており、あなたほど自分の業界を深く理解しているわけではありません。送る前に必ず読み返し、必要に応じて修正しましょう。そのまま使うのは避けてください。
- アンケートに答えてくれるのは、時間を割いてもよいと思った顧客だけです。たいていは非常に満足している顧客か、非常に不満を持っている顧客のどちらかで、顧客全体を正確に代表しているとは限りません。
- 本当に必要な場合を除いて、身分証番号や詳しい自宅住所といった機微な個人情報をアンケートで聞くのは避け、顧客データが漏れるリスクを減らしましょう。
- 仕入れ先の変更や商品の取り扱い中止といった重要な経営判断には、アンケート結果だけに頼らず、実際の売上データと合わせて検討してください。
よくある質問
デザインやプログラミングの知識は必要ですか。 必要ありません。AIが作った質問をコピーしてGoogleフォームに貼り付けるだけで、すべてクリックと入力だけで完結します。
アンケートは全顧客に送るべきですか、それとも一部だけですか。 顧客数が少ない場合は全員に送りましょう。顧客数が多い場合は、例えば注文5件につき1件など、サンプルを絞って送ると、顧客にアンケートを頻繁に送りすぎずに済みます。
回答率を上げるために割引や特典をつけるべきですか。 つけても構いません。次回購入時の割引コードのような小さな特典は回答率を上げることが多いですが、条件はきちんと明記して誤解を避けましょう。
ChatGPTやClaudeの無料プランで十分ですか。 十分です。この記事のようなアンケート作成であれば、どちらのツールも無料プランで問題なく対応できます。
このアンケートがうまく機能しているかどうか、どう判断すればいいですか。 送った件数に対して実際に回答してくれた件数の割合を追跡し、アンケートを行うたびの平均満足度スコアを比較して、良くなっているのか悪くなっているのか傾向を見ましょう。
すでにAIを使って顧客からのメッセージに返信している方なら、このアンケートの方法は、顧客からのクレームに反応するだけでなく、こちらから積極的に聞きにいく手段になります。結果が集まったら、Claudeに渡して顧客フィードバックを分析し、改善点を見つけることもできますし、Claudeで売上データを分析する方法と組み合わせれば、顧客像をより全体的に把握できます。Claudeについて初めて知った方は、まずClaude AIとは何かから読んでみてください。





