⚡ Claude Code /goal、タスクを一度頼むだけでAIが完了まで自動実行

⚡ Claude Code /goal、タスクを一度頼むだけでAIが完了まで自動実行

⚡ Claude Code の新コマンド /goal、タスクを一度頼むだけでAIが完了まで自動で動く

Claude Code が一手順終えるたびに付きっきりで確認し、また次の指示を入力する、そんな経験はありませんか。Claude Code v2.1.139 で追加された /goal コマンドは、まさにこの悩みを解決します。

これまでのやり方の問題点

以前は、モジュールの移動、大きなディレクトリのリファクタリング、テストスイート全体の修正といった複雑なタスクを Claude Code に頼むと、Claude は一回の手順を全力でこなした後、止まってあなたを待っていました。結果を確認し、追加の指示を入力し、また促す、この繰り返しです。

5回から10回ほどの手順が必要なタスクでは、これはかなりの手間でした。Claude がどこで詰まっているのか、もう終わったのかが分からないため、他の作業に移ることもできませんでした。

/goal の仕組み

/goal を使うと、最大4000文字で明確な完了条件を設定できます。設定後は、Claude が追加の入力なしに自動で何度も繰り返し作業します。

基本的な使い方:

/goal test/auth 配下の全テストがパスし、lintもクリーンな状態にする

各作業の後、独立した小型モデル(デフォルトは Haiku)が「審査員」として、完了条件が満たされたかを判定します。満たされていない場合は、その理由が Claude に送り返され、次の手順で改善されます。満たされていれば、goal は自動的に消去され、Claude は停止します。

ここで重要なのは、「完了したかどうか」を判断するのが Claude 自身ではなく、独立したモデルだという点です。これにより、実際には要件を満たしていないのに Claude が「終わった」と思い込んでしまう事態を防げます。

実際の使用例

日常業務で /goal を使ういくつかの例です。

テストがパスするまで実行:

/goal test/auth 配下の全テストがパスし、lintもクリーンな状態にする

仕様書どおりに実装:

/goal 設計文書の仕様どおりに実装し、すべての受け入れ条件を満たす

auto mode と組み合わせてコマンドラインから実行:

claude -p "/goal 今週マージされた全PRのエントリをCHANGELOG.mdに追加する"

auto mode と組み合わせると、プロセス全体でキー入力が一切不要になります。タスクを頼んで他の作業をし、戻ってくれば結果が出来上がっています。

goal の管理コマンド

現在の状態を確認(引数なしで /goal と入力): 実行中の条件、経過時間、実行済みの手順数、使用したトークン数、審査員モデルによる直近の判定理由が表示されます。

早期キャンセル:

/goal clear

終了後の復元: goal は保存されており、--resume または --continue を使うと自動的に復元されます。途中で終了しても進捗は失われません。

一点注意:disableAllHooks が有効な場合、/goal は動作しません。判定の仕組みが hooks に依存しているためです。

なぜこれが agentic coding の転換点なのか

/goal が登場する前、Claude Code は基本的に対話型ツールでした。あなたがタスクを頼み、Claude が実行し、あなたが確認し、また次を指示する。生産性はあなたが付きっきりでいるかどうかに左右されていました。

/goal によって、Claude Code は本当の意味での agent になりました。あなたが基準を設定すれば、Claude は達成するまで自律的に動きます。Anthropic によれば、各判定にかかるトークンコストは「通常は無視できるレベル」とのことです。Haiku のコストが非常に低いためです。

これは、多くの開発者が待ち望んでいた「agentic coding」のニーズに対する、Anthropic の実用的な回答と言えます。大きなタスクを頼んで、他の作業をする、それが実現したのです。

(2026年、Claude Code v2.1.139 で公開)

よくある質問

Q: /goal と通常の複数ターンの対話はどう違いますか A: 通常の対話では毎回次の指示を手入力する必要があります。/goal は完了条件を一度設定するだけで、あとは Claude が自動で繰り返し実行し、自己チェックしながら条件を満たすまで進めます。途中であなたが介入する必要はありません。

Q: 完了を判定する審査員モデルは変更できますか A: デフォルトでは Haiku が審査員モデルとして使われます。実行コストが低く高速なため、頻繁に呼び出して判定させるのに向いています。

Q: Claude がなかなか目標を達成できない場合はどうすればよいですか A: いつでも /goal clear でタスクを取り消せます。詰まっている原因を確認してから、条件を設定し直してください。

Q: /goal はどのような場面で使えますか A: よくある例として、テストが全てパスするまで実行する、設計文書どおりに実装して受け入れ条件を満たす、今週分の変更履歴をまとめて追記するなど、複数手順の繰り返しが必要なタスクが挙げられます。

Q: disableAllHooks が有効だと /goal が使えないのはなぜですか A: /goal の完了判定の仕組みは hooks を通じて審査員モデルの評価をトリガーしているため、すべての hooks を無効にするとこの仕組み自体が動かなくなるためです。

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