

エージェントチーム:Claude Codeで1人がAIチームに変わる
自分を5人に分身させて、それぞれが同時に別のコードを処理できたらと思ったことはありませんか。Claude Code はその夢をついに現実にしました。
Sub-agents:すぐ使える専門AIアシスタント
Claude Code にはすぐ使える3つの組み込み sub-agentが用意されています。Explore は Haiku モデル上で動作し、コードを読んだり高速に検索したりすることに特化しています。Plan はコードベースを事前にリサーチしてから計画を立ててくれます。General-purpose はコードの調査から修正まで何でもこなせる万能型です。それぞれの sub-agent は独立したコンテキストウィンドウで動くため、メインの会話には影響しません。さらに、YAML frontmatter 付きの Markdown ファイルでcustom sub-agentを自作したり、ターミナルで /agents コマンドを打って作成したりすることもできます。
Agent Teams:複数の Claude が並行して動き、互いに会話する
ここからが本題です。Agent Teams を使うと、複数の Claude Code インスタンスを同時に立ち上げられます。1つのセッションが Team Lead(チームリーダー)となり、複数の Teammate(チームメンバー)を作成してタスクを割り振り、結果を取りまとめます。sub-agent との最大の違いは、teammate 同士が Mailbox という仕組みを通じて直接メッセージをやり取りでき、共通の Task List(タスクリスト)を共有し、手が空いたときに自分でタスクを拾えることです。in-process モード(Shift+Down で teammate 間を切り替え)で使うことも、tmux や iTerm2 でペインを分割してすべてのメンバーを同時に表示することもできます。
Sub-agents と Agent Teams、どちらをいつ使うべきか
Sub-agents は、サッと動いて結果だけ報告してくれる「使い走り」が欲しいときに向いています。例えば、コードをスキャンしてバグを探す、あるライブラリについて調べるといった作業です。Agent Teams は、複数のエージェントが議論し、意見をぶつけ合い、協力し合う必要がある場面に向いています。例えば、セキュリティ、パフォーマンス、テストカバレッジという3つの視点から1つの PR を同時にレビューしたり、5つのエージェントにそれぞれ異なる仮説を検証させて「議論」させ、本当の原因を突き止めたりするケースです。
Claude Agent SDK:この力を自分のコードに取り込む
自分でエージェントを構築したいなら、Claude Agent SDK が Python と TypeScript の両方をサポートしています。SDK には Read、Edit、Bash、Grep、Glob、WebSearch といったツールがあらかじめ用意されており、わずか数行のコードで動くエージェントを作れます。自前でツールループを書く必要はありません。AgentDefinition を使ってコード内で sub-agent を定義するのも非常に簡単で、description、prompt、tools のリストを渡すだけです。
覚えておきたい数字
チームの最適規模は 3から5人の teammate で、各 teammate には 5から6個のタスク を割り当てるのが理想です。Agent Teams を使うには Claude Code v2.1.32 以上が必要です。なお、この機能はまだ実験段階にあり、settings.json で CLAUDE_CODE_EXPERIMENTAL_AGENT_TEAMS というフラグを有効にする必要があります。各 teammate が独自のコンテキストウィンドウを持つため、消費するトークン量もかなり増える点に注意してください。
あなたはまず Agent Teams と Sub-agents のどちらを試しますか。コメントで教えてください。





